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不動産投資の限界効用逓減の法則
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2011.12.05 Monday 05:38
不動産投資の限界効用逓減の法則あれこれ
不動産投資をはじめると、一件目の物件は不労所得を得たい人にとっては、
たいへん、欲望の強い存在です。
1件目の取得時は、うれしさと、感激のあまり、
購入物件の中で、思わず両手を広げて、大の字に寝転んで、
購入した喜びをかみしめるということもあります。
しかし2件目、3件目、7件目と増えるのにしたがって、
不動産投資家にとって、物件の効用は下がっていきます。このように,大家さんが手に入れる物件の数が増えていくと、
その物件が増えたときに感じる満足度は、
だんだん減っていくことになります。これは、限界効用逓減の法則といって、
つまり、最初の1件目は大家さんになりたかった人にとっては、
とても要求度の高い物件になり、しかし3件目、4件目となると、
不動産投資の要求度の価値は下がっていきます。
最後には、何もしない賃貸経営で毎日苦労もなく、
お金が入ってくることに飽きてきて、他の仕事をやりたくなるのです。
なので起業は楽しい、不動産投資は楽しくないという状態になるのです。
そこで、不動産投資をする価値があるのかということを、
一度見直したリするようになります。物件を気に入ってこの物件をぜひ欲しいと思って買った物件は、
大概が、大変なことになります。次は、もっとスゴイものを手に入れないと、
同じだけ満足できないということになります。不動産投資を好きで始めたことなのに、
賃貸経営は物件購入から、入居者を付けて、
家賃収入を得るというこの一連の作業に飽きてくるわけです。
物色している時から、すごく気に入って、
キャッシュフローもたくさん運んでくれる物件でも、
銀行と商談している時点では、
大家さんに効用がものすごく大きかったけれど、その効用には、賞味期限があります。
残念ながら、大家さんの限界効用は短期間に逓減していきます。
どんなにおいしいご飯も、毎日食べれば飽きてくるのと同じように、
どんなに良い物件を持っていても、
そのうち飽きてくるようになります。
そこに、クレーム処理で物件に対して手がかかってきますと、
大家に向いていないのではないかという不安が出てきます。
下手をすると、大家さん辞めたいと思うようになるのです。
というわけで、どんなスゴイものを手に入れても、量が増えてくると、
だんだん満足できなくなってくるのです。
この物件を購入する価値はあったのかということを、
もう1回見直したりします。
他の物件を試算してみると、そっちの方がよかったということもあったりします。
自由に使えるお金がある人なら、
わざわざいつも同じ仕事に縛られるれたくなくて
いろいろな仕事を経験したいと思っても当然かもしれません。
そういう考え方もあってもいいと思います。
しかし、
ある意味、税金を払って社会貢献しながら、
社会全体の経済に貢献しているので私は価値はあると考えます。
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