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コインランドリー2店目を出店したいがお金がない
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2011.11.17 Thursday 03:41
コインランドリー2店目を出店したいがお金がないについて詳しく
コインランドリー事業は、不労所得的な側面があって、
自分が病気になって働けなくなっても、コインランドリーという機械が、
自分の代わりに24時間、働いてくれますので、
そういう意味で気楽といえば気楽なのですが、
やはり、コインランドリー経営もアパート経営と同じように、
初期投資をその後の経営によって回収して行くということになりますので、やはりどんな事業でも、軌道に乗るまではいろいろ試行錯誤があるのです。
自分でコインランドリーについて研究したり、
相談しようと思っても、コインランドリー事業や融資に的を絞って、
わかり易く書いた、解説本も国内では、見つからないというのがあります。
海外では、特にアメリカなどは、コインランドリーは、もっと発展していますし、生活に身近ですが、
日本では、わかり易く解説されているサイトや、相談出来る所もなく
専門家に頼むのも、気が引けるという方が多くいらっしゃいます。
なので、このサイトでは、コインランドリー事業に関心のある方を対象に、
出来るだけわかり易く、初めての方でも、コインランドリーを開業したり、
自分で銀行融資を理解できるようになることを念頭に、
可能な限りわかり易く説明するように心がけました。
このシリーズで、コインランドリー事業で、
もっとも基本になる事業融資について今日は書いてみます。コインランドリー店をオープンしたその日から、
経営者としてのスキルを磨いていかなければなりません。
コインランドリーは、サービス業であり、
もちろん、その面を充実させることも重要ですが、やはり、金銭面が大事になってきます。
次第に経営が順調になると、
2店目の出店を考えたくなるものです。
しかし、コインランドリー2店目を出店したいが、
お金がないというのが、多くの事業家の悩みではないでしょうか。先ず、開業資金として日本政策金融公庫で借り入れを行い、
5〜10年返済を組んでいる人も多いと思います。
したがって、この返済期間内に、
再度、日本政策金融公庫に融資を申し込むのは、難しいものがあります。
となると、やはり銀行に頼らざるを得ません。
しかし、一つ目の店舗を成功させて間もない経営者には、
銀行側から見ると、まだ信用が薄く、
融資を受けられないケースがほとんどです。
一昔前なら、土地さえ所有していれば、
その範囲内で融資を受けることが出来たのですが、最近は、過当競争もあり事業内容が精査されるのですね。
しかし、不動産担保があるのなら1年や2年赤字続きでも、
翌年には黒字に転換するといった見通しがあり、
それを説明できれば、銀行も前向きに対処する可能性があります。さすがに債務超過の企業や、
赤字が3期も、5期も続いている企業では、
融資を受けられる可能性はほとんどありません。もっとも、初年度の場合は、属性が良ければ、
融資が受けられるケースがありますが、
次の年度からは、つまり、最近の事業融資の審査は、
2年目以降は、属性より格付けが重視される傾向があります。
住宅ローンの審査には、属性が重要であるとはよく言われますが、
事業資金の融資では必ずしも属性は、最重要項目ではありません。一般の金融機関で、属性が重視されるのは、
まだ事業を始めていない人が融資を受けるときだけで、
もっとも、その時点で格付けがまだ出来ていませんので、
最初の決算を経て、決算書が出来れば、格付けの方が重視されます。
一般的な銀行や信金では、事業融資は、
事業を営む事業者に対する融資と位置付けられています。
なので当然、その事業の財務内容が融資審査上重要になります。
格付けとは、金融機関では、毎年決算書の提出を受け、
それをコンピューターに入力して、顧客の格付けを出しているのです。
格付けが高く出れば、その年に融資を受けられる可能性が高くなり、
格付けが低く出れば、融資の可能性は低くなります。
格付けというと、企業や法人をイメージされるかもしれませんが、
個人であっても、金融機関は融資をしている事業者の格付けを、
毎年出しています。
なので、初年度は属性の良さで融資が受けられても、
どんな事業でも、2年目以降は、格付けで審査されますので、
格付けが悪ければ、融資は受けられません。
そういう意味で格付けは、重要になってきます。そしてその格付けに強い影響を及ぼすのが、
コインランドリー事業の経営状態と純資産です。
黒字経営で、資産が負債を大きく上回っていれば、
格付けはよくなります。
しかし、銀行に自分の格付けを尋ねても、
銀行員の口からは、直接教えていただけません。
もっとも、格付けはコンピューターが出しますので、
銀行員も格付けの出し方のすべてを把握していないことでしょう。
このように格付けは、不動産投資はもちろん、
あらゆる事業融資の基本になります。
事業の格付けを上げれば、銀行から融資を受けやすくなります。
現在では、業績が好調でも倒産するケースがあり、
たとえ無借金経営でも、自慢できない時代になっています。
業績が好調で、売り上げがどんどん伸びている会社は、
ドンドン積極展開に出ますので、借入金が増えて、
手元のキャッシュフロー―が追い付かず、
倒産しやすいので要注意といいますし、
銀行も警戒するわけです。これからの資金の借り方は格付けが重要視されますし、
決算書が、格付けの基本になってきます。
決算書対策をすることが、2店目の出店さらに、
その後の複数出店のポイントになってくるのですね。
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