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定期借地権の活用
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2009.10.05 Monday 04:13
定期借地権の活用について詳しく
定期借地権を活用して地代収入を得る事ができます。通常の借地権だと借りている人の権利が強く、
いったん貸すと、実質的には地主側の自由には、
できなくなってしまいますが、
定期借地権付きなら そうではありません。
主に賃貸住宅などに適用される一般定期借地権の場合は、
50年以上、事業用借地権の場合は10年以上という期間が設定され、
その期間が終了した時には原則的には契約の更新はありません。
つまり無条件で土地を返還してもらうことができる契約です。
それも建物を壊して更地にして返還することが、
条件になっているので、
大切な資産を元の状態のままで戻ってきます。
しかもその定期借地期間中は地代収入を得ることができます。
それを使って、固定資産税などの支出に充てることができます。
又、最初の契約時に敷金を受けることができます。
これは保証金と呼ばれ、契約満了時に、無利息で返還することになります。
この他に、建物譲渡権付借地権と呼ばれる契約形態もあります。
これは契約期間が30年以上で契約期間終了時に、
その時点の評価額で建物を購入することになります。
これによって、契約期間終了後に賃貸住宅などとして、
収益を上げることができる物件を入手することになります。
土地を持っている大家さんは、定期借地権を利用して、地代収入を得ることができるとともに期間満了時に建物を得ます。
こうすれば地主は建物建築費用がなくても、期間満了後に、収益物件を手に入れることになります。
駐車場として貸し出すより自由度は減りますが、
固定資産税は1/6に、都市計画税1/3になり、
建物を自分で建てる必要がないため、
遊ばせておくよりはいいと思います。アパートを自分で建てて経営すると、
借入金によりマイナスのスタートになりますが、
定期借地土地活用は保証金によりプラスのスタートが、
できることも大きなメリットの一つですね。
また、アパート経営はトラブルが起きたりしますが、
定期借地は、そいった面倒がないのもメリットです。
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