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戸建賃貸住宅の建築費用
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2012.04.11 Wednesday 11:44
戸建賃貸住宅の建築費用について
戸建賃貸が入居者確保の点で優位に立てるのですが、
いくら土地があるからと言っても、
収支が合わないほど建築費を掛けないことです。
デザインもさることながら、従来の集合住宅にない空間で、
普通の一戸建と差別化して戦う必要があります。
失敗しない戸建て賃貸住宅の建築法ですが、
まず延床面積から考える必要があります。
持ち家の場合は、平均延床面積は、32坪(地方)となっています。
賃貸住宅でも、将来売却するという出口戦略を考えて、
建てることが大事ですので、20坪程度は必要です。建築価格は20坪で外溝と給排水を含め、
750万円位に抑える必要があります。ハウスメーカーや工務店では建築費用として、
坪単価で言えば、坪35〜40万円程度かかります。というわけで、18坪の2LDKで700〜720万円、
22坪の3LDKで750〜780万円、ということになります。一般的に新築戸建費用として750万ぐらいになってきます。
地方のアパート・マンションは大きくても18坪(約60平方メートル)の
2LDK、もしくは3DKで家賃の上限は7万円が限度です。戸建なら20坪ぐらいの家賃は、それ以上は確実です。
初期投資をかけず、どこまで費用を抑えるかが肝心ですので、
棟数を増やして、一戸当たりの工事費を下げることも得策です。注意する必要があるのは、戸建賃貸市場でも、
他のライバルと同じような物件企画では決して勝てません。基本的な戦略は、その土地で、ライバル物件との力加減を見極めながら、
地域一番だという口コミを広げ、早くから入居者獲得を行うことです。
家賃を下げないで入居者を獲得し、住み続けてもらって、
長期安定経営を続けるためには企画が大事です。駐車スペースは、最低2台確保します。
特に地方でも、2台の駐車場がないと勝てません。
駐車スペースを含めた空間の配置が、
入居者を獲得する上で大きなアピールになります。
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