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現在の賃貸事情、現在の賃貸市場はどうなっている
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2013.04.02 Tuesday 05:42
現在の賃貸事情、現在の賃貸市場はどうなっているあれこれ
現在の賃貸事情、現在の賃貸市場は、大変厳しい状況になっている。
具体的には、最近の賃貸市場は、
新規で家を借りる人は、ほとんど増えていない状況です。というのも、既にどこかに住んでいる人が、
よりきれいな家を求めて移り住んでいるか、
家賃に見合った価値のある家、もっと言えば、
今住んでいる家の家賃より安く、価値のある家に、
移り住んでいるという状況です。つまり、今まであるところに住んでいた人が、
リフォームされたきれいなところに引っ越したり、
1人の人(1家族)が、2役あるいは3役を演じている状態。決して、パイが増えている状況ではなくむしろ減っている。
入居者の動きはそれなりにあって、
不動産屋さんはにぎわっているのですが、儲かっているのは、不動産屋さんだけで、
需要が伸びている状況ではないらしい。所有物件に空室が出て、新たに入居者が決まるのは、
まだ建てて間がなく新しいからとか、
あるいは、今住んでいるところは駐車場がなく、
設備も古くなってきたので、単に、住み替えている。つまり、大家さんの努力ではどうしようもない理由から、
より条件の良いところへ移っているわけです。
そのようにして1件の貸家が埋まった陰には、この先ずっと、
空室になるかもしれない古い貸家が1件生まれているのです。
という状況がここ何年も続いているのが、
最近の賃貸事情、現在の賃貸市場の特徴です。また、カバン一つで住めるマンスリーマンションや、
シェアハウスも市場に普及してきました。マンスリーマンションは当初、
空室に困った不動産管理会社が苦肉の策で、
始めたものですが、最近は、運営会社が専門家し、
客付けは従来の募集方式でなくなって、完全にインターネットの世界です。
コインパーキングでも同じような状況です。マンションデベロッパーが土地を購入したものの、
市況の悪化で建築着工を凍結、延期、
そこに暫定的に、コインパーキングを簡単な舗装をして低価格で設置。そうするとどうなる。
周辺のコインパーキングだけでなく、月極の駐車場にまで影響が出て、
駐車場の空きが増えたり値崩れが起こっている状態になるのです。以上、現在の賃貸事情、現在の賃貸市場の状態についてでした。
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