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経費削減するには経費を細分化する

経費削減するには経費を細分化するについて詳しく

 

 

 

 

 

不動産投資を事業ですので、


徹底的な経費削減を図らなければならないはずです。

 


家賃収入は値上げできないだけでなく、


何もしなければ下がる一方ですよね。

 

 

なので、賃貸事業の採算を上げるためには、


経費削減が欠かせません。

 

 

 

毎年確定申告をする際には、


種々の経費を一つの勘定科目にまとめて、


記入しますよね。

 


しかし、確定申告する場合は、それでいいですが、


収支改善を図るためには、それぞれの科目の経費を細分して、


一つひとつについて改善を施す必要があるかもしれませんね。

 

 

そして、それを見ながら今月はこの項目を、


どう減らそうかということを考えて実践していくことが、

 

大事かもしれませんね。

 

 

 

 

賃貸経営の必要経費には、修繕費、減価償却費、

 

図書費研修費、借入金利子、消耗品費、広告宣伝費、

 

雑費などたくさんの項目があります。

 


例えば、租税公課や損害保険料には次のようなものがあります。

 

 

租税公課は、固定資産税、都市計画税、自動車税、


不動産取得税、謄本や印鑑証明、個人事業税、印紙税、


登録免許税 自動車重量税、自動車取得税などです。

 

 

 

損害保険料は火災保険、地震保険、任意保険、

 

自賠責保険 傷害保険などです。

 

 

 

経費を最小に抑えていくためには、経費項目を細分化して、

 

それぞれを分析しなければわからないわけです。

 

 

なぜ細分化が必要かということを、


賃貸物件の管理を例に説明しよう。

 

 

賃貸物件を複数抱えている場合、

 

衛生管理費、物件別清掃代がかかります。

 

 

また、水道光熱費には、共用部分や空室に至るまで、


さまざまにかかってきますよね。

 

 

例えば電気代を削減したいと考えても、


水道光熱費という経費項目には、

 

水道代などの経費が含まれているため、


電気代が実際どれだけかかっているかまでは、

 

明確ではありませんね。

 


そこで、水道光熱費を、電気代と、

 

水道代に分ける必要がでてくるわけです。

 

 

そして、物件別に電気代を分けます。

 

 

 

ちなみに、家が事務所の場合、家での水道光熱費の1/3は


事業割合として按分計上することができます。

 

 


また、通信費が高くなっているので、


なんとか通信費を削減しなければならないとわかったとする。

 


通信費とは、通信のために要した費用を処理する項目をいいます。

 

 


固定電話代、はがき代、郵便切手代、


郵便小包や宅配便などの配送料金、 携帯電話代、


メール、ファックス代、インターネット関連代、


プロバイダー、有料放送の視聴料などがあります。

 

 

しかし、通信費という一括りの経費項目では、


どのような種類の通信費を削減していけばよいのか見当がつかないです。

 


そこで集計した通信費を、細目にまで分類する必要があるわけです。

 

 

 

旅費交通費が高くなっているので、


何とか経費を削減しなければならないとします。

 


しかし旅費交通費という一括りの経費項目では、


どのような種類の交通費を重点的に削減していけばよいのかわりません。

 

 

そこで交通費を、航空運賃、電車代、タクシー代、宿泊代、


ガソリン代などの項目にまで分類する必要があるのです。

 


そう分類すれば、どの細目を削減すればよいのかが一目瞭然とわかってきます。

 

 

修繕費に関して言えば、原状回復費、通常修繕、


臨時修繕、定期的修繕、消防点検、雑排水溝洗浄などに分けられます。

 

 

それから、支払手数料として、


振込手数料、融資手数料、繰上返済手数料などに分けます。

 


これぐらい詳細に経費項目を見ないと、


経費を最小にすることはできません。

 

 

採算表上の経費項目を必要に応じてさらに細分化し、


実態に合わせた削減方法を実施することが不可欠です。

 


このように、経費を最小にしようとするなら、

 

経費がどのように発生しているのかを、


見る必要があります。

 

 

 

さもなくば、採算向上のための具体的な対策を、


打つことはできないとなるのではと思います。

 

 

 

経費項目分析は、経営の実態を把握する上で欠かせない試みですが、


これを、さらに細かく経費項目を分析して、どこを重点的に削減するか、


裏側まで見通すくらい注意を行わなくては、経費は減らないと私は思います。

 

 

願わくば経費だけでなく収入も細分化することが望ましいのです。

 

 

物件ごとの家賃収入、礼金、更新料など


部屋ごとの家賃収入、もっとも、個人事業の場合、

 

確定申告書で不動産所得の内訳を記載する必要があるので、


部屋ごとに分けて記入するようになっています。

 

 

管理費は、管理会社ごと、


管理会社から家賃収入の内訳をもらっている場合は、


部屋ごとに分けられていますので、それを確定申告に添付します。

 

 


また、家計が順調にいっているかを把握するためにも

 

家計費の収支表もつけることをお勧めします。

 

 

 


自分のお財布や個人のクレジットカードから出した


事業のために使った費用を取りこぼさないためです。

 


融資で銀行から家計費の収支表を出してください、


と言われたときに、あわてることがなくなるのです。

 

 

 

損益計算書はコックピットの計器盤です。

 

 

私は賃貸経営を飛行機の操縦と同じだと考えます。

 

 

大家さんはパイロットで、コックピットに入り、

 

操縦桿を持ち、賃貸業という飛行機の操縦をします。

 

 

賃貸ビジネスとは、損益計算書を指標として、


常に見ながら行うことでもあります。

 

 

コックピットにある計器盤の一つひとつをよく見て、


今どういう高度で、どういう速度で、どこを飛んでいるのか、


どちらの方向に飛んでいるのかを、


数字を見ながら操縦桿を握ることだと思います。

 

 

 

 

 

 

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