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土地の購入を先に行う(土地さえ用意できれば新築は建つ)
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2014.05.09 Friday 23:58
土地の購入を先に行う(土地さえ用意できれば新築は建つ)
土地の購入だけで、アパートローンを貸してくれる金融機関は、
ほとんどないのは、建物が完成して初めて、賃料が発生して、
事業がスタートするわけですので、
その前に融資するリスクを金融機関は嫌うからですね。なので、何とか現金で土地を購入すると、
その後は、借入で建物を建てられるのです。
なので、原則として、土地の購入時には、
全額購入代金を、自己資金で用意したいですね。土地さえ購入できれば、後はどうにでもなります。
古家付きの土地や、旗竿地を全額自己資金で、
購入してみましょう。とにかく、土地さえ購入すれば、アパートや貸家の建築費は、
比較的簡単で、建物だけなら全額融資してもらえるはずです。
建築費分の融資については、工事の進捗状況に応じて、
契約時に3分の1、竣工時3分の1、引き渡し時に3分の1ずつ、
出してくれる金融機関もありますが、
建物の完成時にまとめて出してくれる銀行がほとんどです。
その場合は、つなぎ融資を利用したりしますが、工務店や建設会社が銀行から工事に必要な資金をまとめて借入し、
施主である大家が、完成時に払うといった形を取る方法もあります。
自己資金が多いほど、空室リスク、金利上昇リスクなどに、
耐えられる余力ができるのですが、
いずれにしろ土地さえ用意できれば、あとは、
新築アパートや貸家のローンはおりやすいのです。家を建てる人は必要に迫られて、土地を購入するため、
土地購入と同時に建てざるを得なくなるのだと思います。
銀行は、土地だけでは融資しない理由は、
土地転がしで儲けようとする人を抑制するためなので、
住居用の土地だと、はっきりわかっている人だけに貸しますね。土地を持っているなら、いつでも建物を建てることができる、
という余裕が生まれます。この余裕が、アパートを運用する者にとっては、
非常にありがたいものなのです。
じっくり考えて、ハウスメーカー(工務店)を決めることができます。そして余裕をもってプランを練ることができます
お金に余裕があるなら、ぜひ土地だけ先に購入してしまって、
そのあとで、ゆっくりアパートを建てるといいと思います。土地を先に購入したら、いつまでに物件を、
建てなきゃいけないという期限ってありませんし、
満足いくアパートづくりにたっぷり時間をかけられると思います。土地をローンなしで買えるのなら、
わざわざ建物と合わせてローン組む必要性は、ないと思います。
銀行は、土地さえあれば、あとは、建物と外構、
さらに、諸費用ローンを合わせて融資してくれるはずです。
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