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事業を行う場合の実際のお金の流れを正しく理解する

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事業を行う場合の実際のお金の流れを正しく理解する


事業を行う場合の実際のお金の流れを正しく理解するあれこれ

 

 

 

 


シンプルでわかりやすい商売、例えば、


リンゴの路上売りについて考えてみてください。

 

 

 

町のおじさんが駅前でリンゴが売れるというので、


よし、明日は手持ちのお金をもとに、


私鉄の駅前で、一つ店を張って儲けようと考え、


近くの市場へ行って5,000円でリンゴを仕入れたとします。

 

 

 


そして売るために駅前に行きます。

 

 

駅前を仕切っている管理者と話をつけ、


いざリンゴを売ろうとしますが、


地面にそのままリンゴを置くわけにいかず、


どうしたものかと思案していると、


そこで空き箱の上にビニールでも敷いて、


その上にリンゴを載せて売ればいいと思い、


空き箱を買おうと近所の100円ショップに走っていきます。

 

100円ショップでは空の箱一つが100円で売っていたので、


おじさんは3つ買おうと300円を払って空き箱を買ったとします。

 

そしていよいよリンゴを売り始めたのですが、


台に青森リンゴと宣伝しなければ景気が出ません。

 

そこで勢いをつけるためにその辺にあるカレンダーの用紙をはがして、


その裏に青森リンゴと書こうとしますが、それではあまりみっともないし、


売れそうにない。

 

大きな用紙と籠を買ってきて、その上に青森リンゴと書いて、


かごに入れたリンゴを並べたらいいのではないかと考え、


用紙と籠を買いに行きます。

 

1,000円と言われた籠と用紙を値切って500円で買い、


それを買って籠に値段を貼ったリンゴを並べ、


やっと商売を始めます。

 

 


その日は、リンゴを売り切って、

 

何とか7,000円の売上があったとします。

 


おじさんは、2,000円儲かったと思い、


うれしくなり帰りに500円の牛丼を食べたとします。

 


すると、税務署の職員がやってきてあなたは2,000円も儲けました。


儲けの半分の税金を収めてくださいと言われます。

 

 

そこでおじさんは、5,000円で仕入れたものを、


7,000円で売ったっから、2,000円儲かったように見えますが、


実は元手がかかっています。

 

 

空箱が300円、用紙と籠が500円で計800円の道具を買ってますから、


実際の儲けは1,200円ですと言います。


1,200円儲かったから税金を取るというなら納得しますがと言い訳をします。

 

それでも税務署の職員は空き箱も用紙も籠も明日また売るときに使うでしょう。

 

それは売るための道具ですから資産だといいます。

 


おじさんは、箱はどうせ捨てるものだし、


用紙も籠も破れて使い物にならないのにとぼやきますが、


税務署の職員はあなたは1,200円しか儲かっていないと言うが、


税務的には2,000円儲かっているんですと言います。

 

それが規則ですと言われると反論できません。

 

 

普通、商売人は2,000円儲かったから、


半分の1,000円は税金ですと言われると、


そうですかと言って1,000円の税金を納めます。

 


おじさんの場合も1,000円払うと、


道具代の800円引いて200円の儲けしか残らない上に、


帰りに牛丼を食べていますから、


実際は300円の足が出てしまっています。

 


結局何ももうかっていないわけです。

 

 

売り上げが7,000円あって、

 

仕入れた原価は5,000円だから、

 

儲けは2,000円あるはずだ。

 

しかし、勘定してみるとお金はそんなにない。

 

 

箱に300円、用紙と籠に500円使っているから、

 

手元には、1,200円しか残っていない。

 

 

そこで税金を払えば200円しか残らない。

 

 

いずれにしろリンゴを売るために使った道具が使い捨てのものなら、

 

それらはすべて経費なのです。

 

 

2,000円の収入を得るために合計800円払った。

 

 

だから残りは1,200円で、それが手元に資金として存在するわけです。

 

 

これにかかる税金を払った後は自由に使えるはずです。

 

 

 

しかし、800円で買った道具は資産だから、

 

 

儲けは2,000円だと思って、

 

200円以上使ってしまえば、

 

 

資金繰りに行き詰まってしまうのです。

 

 


商売していても、実際にそのような経営のやり方を、


取っているケースがよくあります。

 

 

このようなたとえ話を通じて、


実際のお金の流れをきちんと把握しておくことが、


キャッシュフロー経営には一番大事なことなのです。


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