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借入金のメリット
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2017.04.26 Wednesday 22:57
借入金のメリットあれこれ
高度な不動産投資スキルを知らなくても、
誰でも自然に身につけている収支計算があります。
賃貸物件を購入し、人に貸して家賃をいただく。そのために必要な様々な費用を銀行から借り入れる。
借り入れたお金の返済は、
入居者から受け取る家賃の中から支払う。例えば、頭金500万円で、4500万円の物件を、
オーナーチェンジ買ったとしましょう。銀行から4000万円借りたとします。
ということは、4000万円が、
瞬時に手に入ったことになります。もし銀行融資を使わずに4000万円貯めるなら、
いったいどれだけの時間がかかるでしょうか。20年、30年かかるかもしれません。
あるいは、一生かかっても、
4000万円のお金は貯まられないかもしれません。
しかしローンという他人のお金を使うことで、
瞬時に4000万円が手に入ったわけです。この物件の家賃収入が年間360万円とします。
もし、すべて自分のお金で買っていれば、
360万円÷4500万円=8%です。他人のお金を使ったとしましょう。
自分のお金は500万円ですので、
360万円÷500万円=72%になります。他人のお金を使うことで、72%のリターンがあるわけです。
いかに借入金が有利かは一目瞭然です。500万円を使って、年間72%の利回りで、
自己資金を増やしているわけです。この物件に関しては、だいたい1年半で自己資金を、
取り戻してくれるわけです。
ローン返済とは月々わずかの返済を、
長期にわたって返していくことになり、
儲けとは、これらの借入金の返済に充てて、
残ったお金を指すことは誰でも知っているはずです。
購入してから1年半で自己資金を回収し、
そこからは、さらに大きな自己資金が、
生み出せるようになっていきますよね。これが借入金のメリットです。
しかし、投資というからには、リスクも覚悟しなければなりません。
私たち賃貸経営者は、借入金の魔力に負けて、銀行に迷惑をかけることがないように、
あくまで基本を堅持し、
不動産投資の使命とは何かというところから考えて、
行動する必要があると思います。
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