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木造減価償却短期のデメリット

木造減価償却短期のデメリットについてあれこれ

 

 

 

 

木造減価償却短期のメリットは、

 

築年数の経った木造を購入すると、

 

償却期間が短いため、大きな減価償却によって、

 

キャッシュが早く貯まることです。

 

 
耐用年数が過ぎた木造を買っても、


建物は短期間(4年間)で大きく減価償却することで、


その分、税金がかからないことです。


 

 

一方、木造減価償却短期のデメリットは、

 

減価償却期間が経過してしまえば、

 

申告所得が増えてきますので、

 

大きく税金がかってきます。

 

 

 

つまり、短期償却の場合、大きく減価償却できるため、


未償却残高が少なくなりますし、何より、


減価償却費が計上できなくなると所得が大きく増え、


所得税が大幅にアップしますのでその段階で、


キャッシュフローは大幅に減ることがデメリットです。

 

 

 


物件を売ることを前提にするのであれば、


短期間に大きく減価償却を計上して、


その結果、未償却残高が少ないとその分、


売却時に売却益が出やすいので、


その売却益に対して税金が多くなることもデメリットです。

 


そして融資を受けるなら、短期の減価償却は不利です。

 


短期に減価償却すればその期間は、


かなり大きな経費が計上されるため、

 
赤字が出やすくなります。

 

 


このようにキャッシュフローは黒字でも、

 

不動産所得が赤字になることもデメリットです。

 

 

そうなると、いっぺんに窮地に陥ります。

 

 

 

なぜなら、減価償却費はキャッシュフローが出ていかないのに、


経費に上げなければならないのです。

 

 

 

キャッシュフローの出ていくのに経費計上できないものは、

 


借入金元金でこちらも巨額になります。

 

 

 

不動産投資は、他の投資や事業と違って、

 


どうしても借入金返済と減価償却費が膨大になりがちで、

 


不動産投資の別の特徴は、借入金元本の返済が、

 


経費にならないことだと思います。

 

 

 

なので、経費計上できないキャッシュ支出よりも、


キャッシュフローの出ていかない経費の額が大きくならなければ、


不動産賃貸業は、どのみち行き詰まるのです。

 

 

 

この逆になってしまうと、税金が払えなくなるからです。

 

 

キャッシュがないのに課税されるために、


不動産経営はやっていけません。

 

 

窮地に陥るときは減価償却が終わってしまっている段階で、

 

借入金返済が続くことです。

 

 


融資を受けるには、


長期の減価償却で、なるべくゆっくり費用化することで、

 

利益が上がっているようにしなければなりません。

 


長期に減価償却すれば、


少額の経費計上が何年も続き、


その間の減価償却が残っていれば未償却残高は、

 

銀行審査で返済原資として見られるから、

 

融資上有利になりますね。

 

 


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