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コインランドリー経営は儲かるか

コインランドリー経営は儲かるかについてあれこれ詳しく

 

 

 

 

 

コインランドリーは女性の就業率の増加により、


主婦業の代行としてニーズが高まってきています。

 

 

その一方で、コインランドリー店舗数が、


毎年5%前後の率で順調に増えており、


競合が増え、過当競争になってきています。

 

 

これは、機械の契約率が毎年5%ずつ増えているという、


業界の発表と合致しているようです。

 

 

 

そのために一人あたりの客単価が下がってきており、


さらに、ドライ表示の衣類や、デリケートな衣類まで


短時間で洗濯可能な家庭用洗濯機の普及により、


リーズナブルなサービスを提供しない限り、

 

消費者には支持されない利益が出にくい体制に、


なってきています。

 

 

赤字の店舗も増えていると言われます。

 


まぁ、立地にもよります。

 


競合店が近くにあるかどうかで大きく違ってきます。

 


実際にコインランドリービジネスを始めるには、


どのくらいの資金が必要なのか

 


コインランドリービジネスを始める場合、


初期投資にかける費用は、


平均で1,300〜1,500万円必要です。

 

 


内訳は、1,000万円が洗濯機と乾燥機の購入代金で、


その他の費用が、300〜500万円位必要になってくるでしょう。

 

 

その他の費用とは、内装費、電気工事、給排水工事、


看板などの内装工事にかかる費用です。

 

 

1,000万円くらいの規模なら、洗濯機が5台、


乾燥機が10台分で、大きさは10〜15坪くらい店舗になってきます。

 

 

これくらいの規模のコインランドリーの店舗なら、

 

軌道に乗れば、十分採算が合うと思います。

 


なんといっても、コインランドリーの利点は、


人件費がほとんどかからないことです。

 

 

一か月の売り上げは、都市部ですが、


50〜60万円くらいになります。

 

 

しかし、最近はコインランドリー利用客も、


一人当たり500円程度と客単価は5年前と比べて、


下がってきています。

 


利用者も多くて1日30人ぐらい。

 

 

なので1日あたりの売り上げは、

 

1万5,000円といったところですね。

 


1か月平均で45万円。

 

 

一方、経費は、電気、ガス、水道が10万円、


さらにフランチャイズの場合は、


コールセンター費用1万5,000円、


その他の雑費(洗剤や掃除用具代など)が5,000円位、


これに店舗の家賃を13万円とすると、


経費の合計は25万円位となってくる勘定です。

 

 

なので差し引き、手取りが20万円位でしょうか。

 

 

コインランドリーを始める人の場合、


自己所有の土地や建物で行えば、


家賃は省けるので採算が出やすいでしょうね。

 

 

自分の土地があったり、立地の良いところに、


土地などを持っていると、家賃がかからないため、


投資資金の回収が早いといえますよね。

 


家賃がかからない場合でも、機械の借入金がありますが、

 

この借入金返済は平均して月10万円、

 

それを見込んでもキャッシュフローは1か月15万円くらい。

 

 

これが平均的な収入です。

 

 

ちなみに、コールセンターは、


オーナーに代わり24時間電話を受付けます。

 


コールセンターのスタッフが緊急対応をしますので、


オーナーがお店に行かなくても返金処理ができたり、


機械の不具合や故障の対応のできるシステムです。

 

 

まぁ、少ないところでは、月の売り上げが30万円のケースも。

 


始めて1〜2年は、店舗の認知度が低いので、


なかなか売り上げが上がらないと思いますが、


続けていくうちに、軌道に乗ってくるはずです。

 

 

もっとも、水道光熱費は変動費のために、


お客さんが増えると上がりますが、


他のコストは大きく変わりません。

 

 

初期投資の1、500万円位は、


日本政策金融公庫で借入している人が多いですよ。

 


FCに加盟するのであれば、融資依頼の際の事業計画書は、


FC本部の人と一緒に作ることができるかもしれません。

 


それを持って金融機関に申請します。

 


ちなみに、個人事業主として借りる場合は、


日本政策金融公庫の融資は1、000万円までが限度で、


足らずは、自己資金を充てることになると思います。

 

 

コインランドリービジネスに限らず、


事業を始めるには、ある程度の自己資金は必要でしょう。

 

 

小さなコインランドリーなら1、000万円ぐらいで、


始めることもできますが、


しかし、1、000万円ぐらいだと、


機械に700万円ぐらいしかかけることができず、


店の作りが、こじんまりになってしまうので、軌道に乗ってくると、


お客の入りに十分こたえられない可能性があるのです。

 

 

コインランドリーの採算分岐点は、


例えば洗濯機10台、乾燥機10台設置の店で、


洗濯機は1日当たり平均4回転、


乾燥機は平均8回転くらいは見込めます。

 

 

これくらいの店で月間売上高40万〜50万円、


水道光熱費の割合は25%程度ですので、


差引で40万円×(100−25%)×12か月=360万円


設備投資額は建物込みで2,000万円程度ですので 利回りは、


360万÷2,000万円=18%です。

 


土地代は入っていませんが、経費を引いた利回りで18%ですから、


土地代を計算に入れても 最低でも10%前後で回ると思います。

 

 

建物から用意する場合は、初期投資を抑えるには、


建物を借りて家賃を払う方式にした方が


リスクは抑えられます。

 

 

建物を借りる利点は立地を選べるからです。

 

 

 

そうはいっても、機械の償却費の負担があります。

 

 

コインランドリー設備の減価償却期間は13年です。

 

 

したがって、毎年13分の1づつ経費計上していきますね。

 


また、機器につなぐための電気工事、給排水の工事として、

 

給排水設備の減価償却期間は15年になります。

 


こちらも経費計上する必要があります。

 

 

償却すると意外に利益が残らないと言うかもしれません。

 


しかし、その分、節税効果が大きいですね。

 

 

もっとも、業者とレンタル契約を結んで、

 

電気工事や給排水の工事だけをオーナーがやって、機器は借りて、

 

最終的に得られた利益を業者と折半するという方法もあります。

 

 

これなら、儲けは少なくなりますが、

 

初期投資額を抑えることができると思います。

 

 


 又、 店舗の中身だけを(造作譲渡とか居抜き譲渡)

 

で、安く買う方法もあります。

 

 

この方法なら翌日からでも営業は可能です。

 

 

でもそういう店舗はいつ売り物件が出るかわかりませんので

 

普段からの情報収集は欠かせません。

 

 


ここでコインランドリー経営の効果を整理しておきます。

 


土地、建物の有効活用、


固定資産税の軽減対策、


相続税など税金対策、


不労所得の確保、年金の足しに、


地域生活への貢献など、様々な目的があげられますね。


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コインランドリーは先行者有利な側面がある

 

 

コインランドリーの特徴は、

 

システムで儲ける装置産業ということで、


爆発的な儲けは望めないかもしれません。

 

 

けれども、失敗の少ないビジネスだと言えます。

 


地方の古いアパート事業は残存者利益があると考えますが、

 

残存者利益とは、過当競争や衰退傾向にある市場において、


競争相手が撤退したあと、生き残った業者のみが、


市場を独占することで得られる利益のことですが、


実は、地方の格安アパートがそれに当たります。

 

 

駅から遠く離れた、さびれた地方にあるアパートは、


空室が多いと思われています。

 


ところが、地域によっては、

 

ほとんど満室になっているという、


奇妙な現象が起きているのです。

 

 

 

きれいな近代的なアパートよりも、

 

古いアパートの方が家賃が安くて落ち着くと、

 

言われる方もおられるわけでして、

 

納得のいくところです。

 

 

ところで、コインランドリーは、

 

先行者が有利になるというビジネスになるのです。

 

 

コインランドリーは、周辺産業と共存共栄のビジネスが成り立ち、


周辺の店舗や施設との相乗効果が期待できますし、


自分の居住エリア内に、

 

先にコインランドリーができてしまったとすれば、


次にコインランドリーを開設する用地を求めるには、


コインランドリーの設置のない隣接地域から、


候補地を探っていくようになり、


さらにその近くに、先にコインランドリーができてしまったら、


そのまた隣接地域へと広げていくという、


先に進出したところが有利な、


先行者利益が得られるビジネスで、


これは、エリアビジネス的な性格があり、


コインランドリーもそういったビジネスになります。

 

 

 

したがって、大資本が参入してきたり、


競合他社とシェア争いをしてしのぎを削ることもなく、


手堅く不動の地場を固めることが可能なのも、


コインランドリーの特徴だと思います。

 

 

そして、コインランドリーは副業としてはハードルも低く、


堅実に収益を上げることが期待できますが、


軌道に乗れば、本業にするには物足りない感じがしますね。

 

 

 

サラリーマンや本業であるビジネスの傍らで行うことができますが、


そのため、会社勤めや本業の足かせになることもなく続けられる商売ですが、


大儲けする商売と言うよりも、小銭を稼ぐ商売だと私は思います。

 

 

 

もちろん、初期投資のための貯金は必要です。

 

 

最初に投資資金の準備に始まり、用地と設備機器の選定から、


銀行への融資相談、機器の設置と初期投資が必要になります。

 

 

現在ではフランチャイズ方式という個人の起業を助けるシステムが確立しており、

 

手間がかからなく、時間的な余裕の持てるビジネスです。

 


コインランドリーの性格上、


最初の数年から10年程度までは、売上から諸経費を引いて、


残った金額の大部分を金融機関の返済に充て、


やがて、返済が終わってから利益が望めます。

 


装置産業の特徴として、

 

頑張って先行投資分の借入部分の返済する必要はあります。

 

 

とはいっても何より優れているのは、


サラリーマンの副業として週末起業的に行え、


最初に投資した資金を回収した後はそれなりの利益は得られ、


機器や設備を償却してから本格的に稼いでいく息の長いビジネスで、


最終的には不労所得が望めるわけです。

 


そして、廃業が少ないと言われるのもコインランドリーの特徴で、


それなりの先行投資を伴いますが、そのため、


最初は手残りは少ないですが、確実に利益が望めるのが、


コインランドリービジネスだと言えます。

 

 

 

また、日ごろからビジネスチャンスを模索して、


最適地を検討する慎重さも必要です。

 


そうはいってもその地域に算入すれば、


20年、30年と続ける息の長い定年のないビジネスです。

 

 

したがって、目先の利益を追うのではなく、


長期的な視点に立って行うことが大事だと思います。

 

 

また、コインランドリーは不動産投資と同じように、


不労所得を稼ぐ投資としての側面があります。

 

 

アパート経営のようにビジネスの側面もあります。

 

 

したがって、コインランドリーは、


投資とビジネスの両方を兼ね合わせたもので、


経営者としての知恵や努力も必要になってきますが、


それを心がけてさえいれば、


失敗の少ない商売だと私は考えます。


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