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生活保護とリバースモ―ゲージ
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2010.08.01 Sunday 11:40
生活保護とリバースモ―ゲージについて詳しく
厚生労働省は2007年度からは、高齢者世帯などを対象に、
リバースモ―ゲージ(要保護世帯向け長期生活支援資金貸付)という制度を
創設しています。リバースモ―ゲージは、65歳以上の低所得の高齢者世帯で
評価額500万円以上の、居住用不動産、(マンションを含む)を
保有している人で、その不動産に抵当権が付いていないことを条件に、
貸し付けを、受けることができる制度です。貸し付けの窓口は都道府県の社会福祉協議会で、貸付の限度額は、
不動産の評価額の、7割まで (マンションは5割)となっています。
ただし、落とし穴はこの限度額いっぱいまで、融資を受けた段階でなければ
生活保護の適用に、移れないという事です。
つまり、担保切れになって、もうこれ以上借り入れが、不可能になった時で、初めて生活保護から、
援助を受けることが可能になるという事です。
この場合、もちろん生活保護の援助を受けても、それまでどおり、自分の土地、建物に、
住み続けることはできますが、
注意点は、貸し付けを受けた利用者がなくなった後には、
所有権が、なくなってしまうという事です。
即ち、貸し付けをうけた利用者がなくなった後には、担保権が実行されて、土地、建物は、売られてしまいます。
もちろん利用者の子供などの相続人は、利用者が住んでいた土地、建物を
相続することが、できなくなります。
これを防ぐためには、常に本人の健康状態を、注意をしておかなければならないことと、
利用者が、なくなって担保権が実行されることを防ぐために、相続人は元本と利息を補てんして、
その建物を取り戻せば大丈夫です。
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