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デザイナーズ・マンションのデメリット
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2010.09.19 Sunday 05:23
デザイナーズ・マンションのデメリットについてあれこれ
デザイナーズ・マンションは、建物の丈夫な設計よりも、
外観や間取り、設備などに豪華なデザインを取り入れた、
見た目の鮮やかさや、カッコ良さを前面に出している建物です。
また、デザインの高級感を出すために、部材や設備も特注品や輸入品を、
使ったりするので、建築費が高くなったりします。
そのため家賃設定を、高くせざるを得ず、結果的に、
最初から、ターゲットとする入居者が限られてきます。
普通の人の生活ではなく、ドラマに出てくるような生活を、イメージした、外観の立派な部屋や、内装のカッコよさと、
実際の住みやすさやとは違うと私は思いますので、
日常生活に対する、使い勝手の良さの視点がないと、
本当の魅力は生まれないと思いますし、
普通の人が住むアパートや、賃貸マンションと変わらず、賃貸住宅としては苦戦すると思いますよ。
それに、最近はデザイナーズ物件と言いながら、
実は外壁にタイルを貼っただけだったり、輸入品のキッチンや洗面金具を使っただけ、
赤や黄色のらせん階段を設けただけといった、単に、見栄えを良くしたマンションやアパートだったりします。
こういう安易なデザイナーズ物件は、考えてみれば、
10年たったら、見向きもされなくなる可能性があります。
デザイナーズは立地が良いと、高級志向の入居者をターゲットに、絞ることで効果を上げていけると思いますが、
郊外や地方では、見た目の華やかさよりも、
使い勝手の良さや、家賃の割安感を求める傾向が強く、
デザイナーズマンションだからと言って、
差別化は期待できないと私は思います。
とにかくお金ばかりを掛けて、行き当たりばったりのカッコよさや、
豪華さを追いかけるのは、別の意味で無理が生じてきます。
ターゲットとする入居者の数が減りますので、
最初はかっこよいと盛り上がっても、
実際に借りるとなると別で、
予算や住みやすさを求める入居者は、
もっと普通の部屋はありませんかで、
終わることが多いのです。
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